山手の生き物たち(19)
狸【おおたぬ】(1)

2011年3月7日(月)午後8時半ごろ

2月2日(水)からロッカー餌場の近くでのタヌキへの給餌を止め、餌場を移動した。
するとそこではタヌキたちの個体観察が困難になり、どのタヌキが食べに来たのやら来ないのやら
さっぱり分らなくなった。昨日は辛うじてこたぬ3頭、おおたぬを確認した。

今日は午前中、雪も降り、夜になっても冷たい雨がシトシト降っている。
ワカメたちが濡れて待っていたので先にタヌキの餌場には行かず、ロッカー餌場へ直行した。

すると、ロッカー餌場前におおたぬが現れた。
最初、この子は誰?といぶかったほどおおたぬは変貌していた。
というのは、あんなに丸々とタヌキらしかった被毛はすごく薄くなってしまっている。
こたぬたちと同様の禿げ禿げになるのは時間の問題だ。
すっかり禿げてしまえば大きさだってこたぬたちと大差ないだろう。

こんなに近くまで来て「餌くれ〜〜〜!!!」とウロウロするのは
おおたぬにしては初めてだ。以前はとても警戒心が強かった。
タヌキたちは疥癬症が進むとボーっとしてしまうのか、餌を求めて私の前によく現れる。

ワカメたちが食べている間に、おおたぬをタヌキの餌場に誘導しようとしたがダメだった。
そこで猫たちの食事が終わるのを待たせてから、いつものタヌキの餌場に
フードを持って行った。おおたぬはしばらくしてから大回りして餌場にやっと到着。
他のこたぬたちは現れなかった。

おおたぬは丸々してとてもタヌキらしかったのに、いつの間にかこんな姿に・・・
「ごはんちょうだい!ごはんちょうだい!」とウロウロしている。
 
  
 
 
この後、しっかり食べることができた。

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